「全てがネットを前提に動く」時代に、どう考えるか
いつしか、私たちは生活の多くを、ネットに頼るようになりました。普段はネットを使わない、という方でも、間接的に、どこかで影響を受けています。
以前は、リアルにあるものをメインに考え、それをどうやってネットで活用するか、という戦略に主眼が置かれていました。しかし、もはや、リアル、ネットを分けて考えるのは、現実にマッチしておりません。ITの先進企業では、「全てがネットを前提で動いている」という視点で戦略を立てるのが、主流となってきています。戦略の根本を見直す。そういう時期が、今来ているのかもしれません。
地方と東京で広がり続けるWEB格差
現在は、WEBを使えばどんなことが可能になるのか、また、どんなことを効率化できるのか。その選択肢を「知っているかどうか」だけで、大きく差がでる時代になっています。これについては、今までの業務経験を通じ、既に地方と東京で、絶望的ともいえるほど格差が広がりつつあると、感じています。
手を伸ばせば届く距離なら、まだ追い付く気力が湧きます。しかし、背中も見えなくなれば、誰も、追いかける気すら起きません。そのような状況が、刻一刻と迫っていることに、危機感を覚えています。
IT先進企業から学んだ技術を、地方へ
どうすれば、地方の人間でも、都会に負けないWEB技術を身に着け、実践することが出来るでしょうか。大切なのは、「自ら行動すること」。そして、「支える人が身近にいること」。この二つだと思います。
私は幸運にも、先進的なIT企業の方々と、多くの関係を築くことができ、リスティング広告の運用や、ユーザーの行動分析の手法など、多くを学ばせていただました。同時に、デザインやオフライン広告についても、経験豊富な上司から学ぶことができました。
ですが、多くの地方の中小企業に、そのような機会は、中々訪れません。
志高く、やる気のある人は大勢います。ですが、その足を踏み出す勇気、きっかけが足りないのです。私は、東京のIT企業から学んだ技術を、体系的に、地方に還元し、それを支えていきたい。そう願って、JN-Webをつくりました。
この人口最小の県から、山陰、全国問わず、WEBで困っている方々を、支援していけたらと思っています。ぜひ何でもご相談ください。