WEB広告は誰でもやった方がいい、は本当か。

やるべきかは、今の状況と、目標次第

こんにちは、JN-Webの野田です。

WEBで集客をするには、いくつか方法がありますが、特に有名なのが、「WEB広告」です。

簡単にいえば、ネットに広告を出しますか、という事になります。

これは結論から言いますと、「まず話を聞いてみないと分かりません」と、お答えしています。

WEBマーケティングの仕事をしているのに、おかしいでしょうか。

でも、例えば、体調が悪くて、病院に行った時、お医者さんは患者の話を聞いたり、診断もせずに、「薬を飲んでください」とはいわないですよね。(いるのかもしれませんが・・・)

それと同じで、WEB広告が必要か、そうでないか。また、仮にやるとしても、どのくらいの予算を投じるべきかは、

ビジネスの状態、今後の目標、現在の広告状況、などを全て聞かないと、正しい判断ができません。

話を聞かず、WEB広告すべきという会社は信頼できない

逆にいえば、そういった内情を聞かず、

「まだネットの広告をやってないんですか?今なら低額で出せますよ!」

「新聞やチラシよりも、はるかに効果が高いですよ!」

と断言する人を、私は信用しないことにしています。

実際、突っ込んで聞くと、かなり曖昧な返事をされることが多いです。

私自身、WEB広告を専門にしていますので、殆どのケースで、多少はWEBを効率的に使った方がいいだろう、とは思いますが、

特に店舗型の場合、紙媒体も、商材によってはまだ十分に効果があります。

皆さまも、毎日、どこかで紙の広告を見ているはずです。ピザのチラシなんて、今でも沢山入っていませんか。

それが続いてる、という事は、少なくとも、ある程度元は取れている、または、紙単体では利益がでなくても、ネット、その他全部含めて、効果が出ているという事です。

WEB広告は、あくまで集客手段の一つ

WEB広告というのは、あくまで集客手段の一つでしかありません。

その中でも、非常に分かりやすく、効率的な方法なのは間違いないですが、

何も話を聞かずに、いきなり月〇万円から始めましょう、という類のものではない、という事は、分かって頂けると幸いです。

たとえば、既に、それなりのお得意様がいて、あくまでその規模のビジネスを維持していきたい、という希望であれば、

過剰に広告費をかけるのではなく、あくまで、手の空いた時に、Twitterやfacebookでファンを増やした方が、結果口コミにつながり、効果も高いかもしれません。

SNSの実績は、地道な成果の現れです。競合が手を付けてないなら、むしろ今のうちに、種を植え、SNSの運営に慣れておくべきかもしれません。

やるか、やらないか、の前に、今、何が必要か

昔から変化の少ない市場であっても、ユーザの使う媒体は変化しますし、そういった状況は、近年、刻一刻と変化しています。

最適解は常に変わり、各企業や、ビジネスモデルで様々です。

なので、まずは「聞くこと」。そして、決めたら、「試すこと」。

WEB広告をやるか、やらないか、ではなく、まずそこが大事ではないかと思います。

さて、今回は、「WEB広告をやるべきか?」と悩む方が多いので、そのテーマを取り上げましたが、

繰り返すように、多くの場合、効率が良く、効果も速い集客手段であることは確かです。

なので、次回は、WEB広告とはどういったものか?という話題を取り上げたいと思います。